[パネル展] 開催されたパネル展の報告

■一橋大学

2002年6月8、9日の二日間にわたり一橋大学国立キャンパス・東キャンパスでパネル展を開催しました。 (↓真下のパンフレットはクリックすると拡大して表示されます。)





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■東京・中野

東京では、2001年12月21日(金)から26日(水)にかけて、「なかのZERO」(中野区もみじ山文化センター)で開催されました。 この催しではパネル展にあわせて、以下の日程で講演が行われました。 また、開催中に731細菌戦裁判が東京地裁で行われ、来日原告らがパネル展示会場を訪問し市民、学生らとの交流が実現しました。

開催日 パネル展/1F 講演・ 昼の部
3階学習室2
講演・夜の部
3階学習室2
2001/12/21
(金)
午後1時
  〜
午後9時
午後1時〜5時
●西川重則
(平和遺族会全国連絡会事務局長)
「日本の中東・アフガン侵略参戦と未了の戦争責任問題」 ●土屋公献(細菌戦裁判弁護団長)
「国際法違反の細菌戦と戦争犯罪に関する国際慣習法の発展」
●上田信(立教大学)
「中国史研究者から見た浙江省崇山村の細菌戦被害調査の分析」
午後6時〜9時45分
●松村高夫(慶応大学)
「日本軍が行った細菌戦はどのように解明されてきたか」
●近藤昭二(ジャーナリスト)
「ジャーナリストとして日本の細菌戦隠蔽を暴く」
12/22(土) 午前9時
  〜
午後9時
午後1時〜5時
●荒井信一(駿河台大学名誉教授)
「日本の戦争責任の根本問題」
●篠塚良雄(中国帰還者連絡会)
「元731部隊員として行った細菌の大量製造」
●吉田義久(相模女子大学)
「日本の核武装化と戦争責任問題」
午後6時〜9時45分
●吉見義明(中央大学)
「陸軍参謀井本熊男日誌が証明する細菌戦の事実」
●聶莉莉(東京女子大学)
「細菌戦被害の文化人類学的調査:湖南省常徳のケース」
●三嶋静夫(ABC企画)
「731部隊展運動から世界遺産登録運動へ」
12/23(日) 午前9時
  〜
午後9時
【なし】 午後6時〜9時45分
●松井英介(医師)
「医師の立場で考える日本の細菌戦の責任」
●西野瑠美子(ジャーナリスト)
「真実を語った731部隊員たち」
12/24(月) 午前9時
  〜
午後9時
午後1時〜5時
●奈須重雄(細菌戦裁判キャンペーン委員会)
「中国人による細菌戦被害調査の実施状況について」
●松野誠也(明治大学)
「陸軍中将沢田茂の業務日誌にみる浙かん作戦時の中の細菌戦」
●王選(731細菌戦裁判原告団長)
「細菌戦被害者たちは何を求めて裁判を起こしたか」
【なし】
12/25(火) 休み
【休館】
   
12/26(水) 午前9時
  〜
午後9時
【なし】 午後6時〜9時45分
●来日中の中国の原告3人


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■四国・高知

相模原の展示の後、パネルは四国・高知)へ。高知では11月30日から12月7日まで高知市立市民図書館を会場に開催されました。
「『朝日』・『毎日』・『高知』・『赤旗』などの新聞やNHK、RKCテレビが取り上げてくれました。
 日本人が世界に通用する存在になるためにも、二度と同じ過ちを繰り返さぬためにもこの裁判に勝利しなければならないと思います。細菌兵器で非業の死を遂げた中国の無辜の人々の声に耳を傾け、世論を高めるため全国隅々で細菌戦パネル展を開くことを呼びかけます」
(平和資料館・草の家 館長 西森茂夫)


▲11月30日付 朝日新聞

▲11月30日付 毎日新聞
   

▲ 高知新聞
 

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■相模原

2001年11月3日、4日の両日、神奈川県の相模女子大学の学園祭(相生祭)でパネル展を開催しました。企画したのは学芸学部の吉田義久教授が担当する教養ゼミの16人。ゼミ生たちは細菌戦と戦後補償問題をテーマに研究を続けてきました。
写真は展示風景と講演会。講演しているのは矢口仁也さん。