【報告】第6回ビデオ学習会 2012年7月21日(土)

 7月21日(土)、港区立商工会館6F第一会議室で第6回学習会がありました。

【報告】

◇シリーズ・学習会(第6回)《731部隊の国家犯罪を裁く》  
  731細菌戦部隊と医師の戦争責任
―いわゆるQレポートから見た金子順一論文の意義について

 


 2012年7月21日(土)、港区立商工会館6F第一会議室にて
莇昭三さんを講師に迎え、731部隊がおこなった 細菌戦や
人体実験についての英文報告書「ダグウェイ文書」や
医師の戦争責任についてお話しいただきました。

講師 莇(あざみ)昭三さん
全日本民医連名誉会長
「十五年戦争と日本の医学医療研究会」名誉幹事長

「ダグウェイ文書」は「A報告」、「G報告」、「Q報告」の3つの報告書からなり、
「Q報告」流行性ペスト(plague epidemic)、 「A報告」は炭疸菌(anthrax)、
「G報告」は馬鼻疸菌(glanders)について書かれた英文報告書です。

中国にある731部隊跡地を説明する莇さん

会場の様子

近藤昭二さん(ジャーナリスト)

1990年当時、近藤昭二さんはNHK取材班でした。
アメリカユタ州の ダグウェイ実験場で 「ダグウェイ文書」が
発見された経緯についてお話しいただきました。

奈須重雄さん(細菌戦資料センター理事)

金子順一論文の発見により、中国の吉林省大賚、農安で731部隊が
細菌戦をおこなったのが確実となったため、7月末に初の訪中調査を行います。

 

※チラシをクリックすると大きく表示されます