シリーズ・『裁かれる細菌戦』第4集詳細


目次

湖南省常徳における日本軍の細菌戦
の被害状況−フィールドワーク等に基づいて文化人類学の観点から− 聶莉莉
第1章 常徳という地域
1)歴史と地理
2)常徳市と周囲の農村
3)町と農村との間
第2章 細菌戦被害の広がり
1)常徳市内
2)近郊農村
3)石公橋鎮とその周囲地帯
4)黄土店鎮
5)常徳市から離れた農村地
帯−桃源県の場合
6)伝染ルートの分析
第3章 政府・住民の対応
1)政府の対応
2)死の風俗及びそれによる
防疫に対する影響
3)「土法」治療
第4章 社会生活の各方面に及んだ深刻な被害
1)地域社会の被害
2)人間関係に対する影響
3)家族に対する影響
第5章 心に刻まれた記憶
1)当時の体験や心情を
描写する言葉
2)「永遠に記憶する」
3)「打油詩」や民謡となった
記憶
4)細菌戦被害に関する分析
第6章 常徳人の戦争賠償観
1)「民族の尊厳を維持する」
2)「討還公道」
資料1 陳述者名簿
資料2 常徳地域におけるペストの流行期間と死亡者数
資料3 防疫関係档案(公文書)資料
定価:1,500円